お気に入りに進化する曲セット

Spotifyで音楽を聞く。

 

朝家を出てから布団で寝るまで、一人の時間はほとんど耳にイアフォンをつけて、何かしらの音楽を聞いている。多分一番頻繁に聞いているのは「Boom」で就活の時に出会ってから、気合を入れる前に流す、自分応援ソング団長的ポジションの曲だ。

 

現在自分のSpotifyアカウントには約400曲が「お気に入り」として登録してあるのだけど、「お気に入り」という箱の中でも、実際に普段からBGMとして再生しているのは50~100曲くらいで、残りの200曲くらいは、シャッフルで再生したときや、何かのきっかけがないと再生していない。どちらかというと「お気に入りに入れたけど、お気に入りとは言えない音楽」なのかも。

 

先日、珍しく仕事中にシャッフル再生していたところ、一瞬音楽に耳を奪われ、キーボードを叩く手まで止まった。音楽が意識の中枢を奪うことなんてほとんどないのだけど、エルマー「飴とカプチーノ」という曲の後にpuffyこれが私の生きる道」が流れてきて、これだ!っと感じた。

 

面白いことにこの2曲はさっきの分類でいうと「お気に入りに入れたけど、お気に入りとは言えない音楽」だった。普段から耳にする機会はあったけど、思いを馳せて手が止まることはなかった。でも止まった。

 

ある2曲の「お気に入りとは言えない曲」が重なって
「お気に入りの曲セット」ができていた。

ドラゴンクエストモンスターズの配合、
スターバックス食べ合わせ
是枝監督とリリー・フランキー
セットにすることで跳ね上がる価値なんて山程あったはずなのに、身近な音楽において2つのものが影響し合うこのパターンを見つけたのは今回が初めてだったかも。

 

この出会いを境に、毎日この2曲のセットを聞くようになった。
クラブのような人混みが苦手な自分はDJに直接触れたことはないのだけど、DJのやってることはこういうことなんだろうか?音楽の新しい楽しみ方が見つかった気がする。